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2008年 10月 31日
中世のパズル
Palazzo Vecchio
中世のパズル_c0120439_23525156.jpg
EOS30D EF24-105mmf/4L IS USM

中世フィレンツェは、工芸、鍛金技術が高度に発達していたようです。
これはヴェッキオ宮殿の鉄格子。

よく見てください。
格子の一本をあわよくば切断出来たとしても、それは抜けないのですよ。
ここを破るには全部の格子を切断しなければならない。
戦時であればそんな事している間に、上からは煮えたぎった油が降ってくるでしょう。

フィレンツェの美術アカデミーの西洋美術史の教授が、
今となってはどうやって作ったか判らんのだよ、
とおっしゃっていました。

パズルがお好きな方、如何ですか、どういう風に組んでいるのでしょう、この鉄格子。

by 08eMezzo | 2008-10-31 00:03 | おさんぽ | Comments(7)
Commented by マンマ♪ at 2008-10-31 13:39 x
まぁ!!おもしろ〜い♪
昔の人は凄いですねえ〜。関心関心。
鉄格子用に作ったのですね。お団子のように串刺し鉄格子ですわっ☆
うふふ、わたくし、わかったかも!?
Commented by Gatto at 2008-10-31 15:32 x
おお、解けましたか!!
マンマ♪さん、すごいすごい。

やはり答が判ったというアカデミアの友人が図解して説明してくれましたが私は理解出来ませんでした。
こういうの苦手なんだよなあ。

Commented by 星に願いを♪ at 2008-10-31 19:40 x
格子ひとつとっても美術工芸の域ですね!
錬金術師といえば“魔術師”的な印象があります。
後の芸術にも大きく関わっているのでしたよね。
マニエリスム、などという言葉も久しぶりに思いだしました。
美大の頃は「幻想芸術」なんてのも興味津々で。
ルネッサンスはいまだにときめく時代ですね。

旅のビジュアル・ムックを読むように、
美しい写真に見とれています。
Commented by vruocculu at 2008-11-01 07:18
こんにちは。
なぜにここまで。。。。と思う次第です。

なんだか20日から6日間鉄格子?の中で過ごしたので、
苦笑いになってしまいましたが。。。。。
Commented by Gatto at 2008-11-01 23:23 x
星に願いを♪さん。
マニエリズモ、マンネリという言葉の元になったものですね。
まあ、ルネッサンスの最後にはミケランジェロという巨人がいたのでなかなか、他の芸術家はやりにくかったでしょうね。
ルネッサンスは私がヨーロッパを理解する上でとても重要な鍵になりました。そのうちその辺も書きたいです。
Commented by Gatto at 2008-11-01 23:47 x
vruocculu さん。少し、落ち着きましたか?
今度はどんなカメラを持って行ったんでしょう。
ブログ楽しみにしていますね。
そういえば、先日ローマの青空市で、Farro spezzato なるものを見つけました。
砕いてありましたよ。
そのうちレポートします。
Commented by これってサクラだろう at 2011-04-24 04:46 x
r$J7Uo[J, speak.ginzamoonlight.com, これってサクラだろうと思っていたのですが…, http://speak.ginzamoonlight.com/tokyo/57.html


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