カテゴリ:標準レンズ( 7 )

2012年 09月 17日
標準レンズV
AF Nikkor 50mm f/1.8 D

スチルを撮る事にしばらくブランクがあってから、初めてのデジタル一眼レフ用に入手した単焦点レンス。
しかも初めてのオートフォーカスレンズだったと思う。どれだけブランクあるんだか。(汗)

息子の運動会に持ち出したコンパクトデジタルカメラが全く役に立たなかったので、よく下調べもせずに購入したのはNikon D80。
そのときデジタル一眼レフの映像素子の主流がAPS-Cだということは知る由もなかった。


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L.A.


さてビックカメラから持ち帰りこのレンズを付けてファインダーを覗いてびっくり。
あれ ? なんか狭いな。
ファインダーも小さいし。え ???



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L.A



その後ネットでレンズの焦点距離が1.5倍になるという事をやっと知って仰天。
つまり、これは75mmというあまりなじみのない焦点距離の中望遠と言う訳だ。



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L.A



そしてこのレンズ、あまりコントラストの高くない写真を量産した。
出てくる画像に潤いを感じられず、乾きを覚えた。
(ここでの作例はコントラストが出ているものをアップしている。)

このレンズ解像感は高いが、以上の理由でデジタル一眼レフの絵にはがっかりさせられた。
このことは、ファインダーの貧弱さとともにあたしを銀塩カメラに戻らせる一つの理由になった。

基本的にf値1.8の明るさの50mmレンズは好きだ。
奥目なのでほとんどフードを必要としないから、コンパクトに持ち運べる。
大抵メーカーの看板である1.4の明るさのものよりシャープに写る。価格も半分くらいだ。

このレンズに恨みはないし、繰り返すがこの明るさの標準レンズは好きだ。
フィルムカメラのF100につければ優秀なレンズに違いない。
が、デジタル時代には別の基準で設計し直す必要が出てきたのだろう。


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L.A


そして絞りリングを外し、超音波駆動モーターを採用した新しい世代の50mm f1.8が2011年にリリースされることになる。
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by 08eMezzo | 2012-09-17 14:48 | 標準レンズ
2012年 04月 05日
標準レンズIV
Ai Nikkor 50mm F1.8S

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パンケーキというほどではないが、薄くてコンパクト。
一時期、ビジネスバッグの中に放り込んでおく為にNIKON EM(右上のアイコンに使っているカメラ)に付けっぱなしにしておいた。


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結局EMは露出補正がしにくかったのと、ミラーのリターン時の音とショックになじめず、手放した。
(とてもコンパクトなカメラで、最新のNikon 1も含めて小型化が下手なニコンの唯一の成功作と思うし、デザインもジウジアーロの傑作でとても好きだったのだけれども。。。。)


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改めてD700に付けて使ってみると、デジタルでの使用にも耐える、かなり優秀なレンズと思う。
デジタル時代の基準からは、柔らかい描写に思えるけれども適度にコントラストも高く、
シャドーの描写もそこそこで、危なげない。


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EMに標準で用意されたレンズのようで、カニ爪が省略されている。
そのせいかスッキリして見える。

FEやFMに装着すると、最高にかっこ良い。
(この頃はペンタ部のNikonのロゴも傾いてないしね。)
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by 08eMezzo | 2012-04-05 18:15 | 標準レンズ
2012年 03月 31日
標準レンズIII
Canon New FD 50mm F1.4

非常に明快でスムーズで良く写るレンズ。
解像感も十分。
(ここでは現像ソフトでシャープネスを一切かけていない。)

50mmの魅力を改めて教えてくれたレンズで大好きな一本。
惜しむらくはデジタルでこのレンズが使えない事。
(マイクロフォーサーズやNEXでは使えるので本来の画角ではという意味)



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出雲 KODAK T MAX100



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出雲 KODAK T MAX100




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出雲 KODAK T MAX100
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by 08eMezzo | 2012-03-31 01:57 | 標準レンズ
2012年 03月 06日
標準レンズII
二人の弟夫婦とその子供、一族で親父の89才の誕生日を近くのイタリアンレストランで祝う。

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みんななんで集まってるんだ?とは本人のコメント。

私立中学、高校の校長をつとめ、出版社を経営、多くの貴重な学術書を世に送り出した親父殿もボケ始めている。

つい先日はパソコンでワープロソフトの立ち上げ方とプリントアウトの仕方を教えた。
かつては、Macでページレイアウトソフトを駆使していた親父にこんな日が訪れるとは。。。。


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このレストランオステリア・サンテは相変わらず美味しいです。
グルメには厳しい街、池袋にあって、存在感のある料理を出す希有なお店。

一族が帰った後残り、ワインを飲みながらカウンター越しにレストランのパーツを撮影。
レンズはSummicron R 50/2

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製造年代は76年頃かな。
ざわつくまでは行かないが存在を主張するボケ。


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潤いのある描写と対象が立ち上がるような絵が出てくるように思う。
EOS用の標準レンズとしてお気に入りのレンズとなりそう。

最後はおなじみの猫で。目の辺りのコントラストの高さと潤いのある質感表現はかなり好きかも。
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by 08eMezzo | 2012-03-06 15:48 | 標準レンズ
2012年 03月 02日
標準レンズ
APS-Cサイズの映像素子を持つデジタルカメラによって改めて50mmレンズの魅力を教わった。

そちらこちらに標準域のレンズが散らばっているのでマウントアダプターで少し試してみる。
まずはSuper Takumar 55mm F1.8

猫続きで嫌いな人はスミマセン。

1962年発売のAsahi Pentax SVに付いていたもの。
祖父の遺品。何年か前に親戚より譲り受けてボディーとともにこのレンズもオーバーホールした。

このレンズ、夜、白熱光下で撮ると、お風呂の湯気のなかで撮っているように紗がかかる。
フレアだろうか。

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ピントの芯はあるので、これはこれでポートレート用途には面白いかも。


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でも昼間撮るとすごい事に。
ハイキーの光の溢れている感じの表現としてはアリだけど、一体どうしてこんなにフレアが出てしまうんだろうか。
大分絞り込まないとこのフレアは消えてくれない。
やはりレンズのクモリですかね。それとも鏡筒内の内面反射か。


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by 08eMezzo | 2012-03-02 01:15 | 標準レンズ
2009年 02月 21日
夜更けのMyスタジオ
新しいレンズがやってくるとまずテストする場所はキッチンということが多い。
たいてい少し酔って、家人が寝静まってからおもむろにバッグの中のレンズを出し、
カメラとともにキッチンへ。今日の戦果を確かめるために。。。



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EOS 30D Planar T*50mm F1.7 AEJ



寝静まってからなのは、息子に新しいレンズを見られようものなら

『あー! ママー、パパまた新しいレンズ買ったよ ー!』

と叫ばれるのがオチである。

さすがに各国のジェット戦闘機をシルエットだけで瞬時に判別するだけのことはある。
新しい形には敏感である。
あたしゃ他の人がなんのレンズを使って撮影しているかなんて判別出来ないのに。。

ともあれ、キッチンは試写するには絶好の被写体がゴロゴロしている。
夜更けのキッチン。背景をぼかして撮れば、いつもの家の日常とは違う世界が立ち上がる。




今回はニューフェイス、CONTAX Planar T*1.7/50mmをEOS30Dに着けてためし撮り。
なかなかのボケ味。ZFのPlanar50mmより素直できれい。寄れないのがつらいけど、写りはデジタルでも問題なし、というより相性はいいかも。



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EOS 30D Planar T*50mm F1.7 AEJ






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EOS 30D Planar T*50mm F1.7 AEJ
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by 08eMezzo | 2009-02-21 00:34 | 標準レンズ
2009年 02月 11日
標準レンズ
標準レンズという言葉があって、35mm版カメラではふつう焦点距離50mmのレンズのことです。

昔、美大の写真の授業で、50mmは写真の基本で、このレンズを使いこなせなくてはいけないと習ったことがあります。
この50mmという画角、人間の視覚にもっとも近く自然なパースペクティブを得られるといいます。



Brussels 1
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Nikon D700 PlanarT*1.4/50mmZF 絞り開放




しかしそれは同時に、レンズを通して視覚がガラッと変わる広角レンズや望遠レンズと違って、ファインダーを覗いてもあまり面白くないという事です。
なので、写真を始めたばかりのころは、使っていて楽しい広角や望遠レンズばかり使い、50mmはあまり使わなくなります。

さらに、このレンズには、写真が上達するためには、使いこなせなければいけない、というなにか強迫観念のようなものがあり、ますます手が伸びないという、悪循環。



Brusssels 2
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Nikon D700 PlanarT*1.4/50mmZF 絞りf2.8




フィルムと同じ大きさの映像素子はコストがかかるというので、35mmフィルムサイズより一廻り小さいAPS-Cフォーマットのデジタル一眼レフが出てきて、この50mmのレンズが、75mmになってしまうという異常事態がおきました。
現金なもので、今まで50mmなんて地味だから見向きもしなかったのに、APS-Cだと画角が変わって気持ち悪いなどと言い始めます。





Biblioteca Nazionale di Firenze
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Nikon D700 PlanarT*1.4/50mmZF f11にて
f11まで絞って風景撮影にも活躍。


ようやくD700という50mmを50mmとして使えるデジタル一眼レフカメラを得て、最近は50mmレンズが妙に愛おしく思えてきていました。
今回の出張で撮った写真、750枚ほどカットがありましたが、その半分以上がPlanar1.4/50mmで撮った物でした。
そして楽しかった。
レンズは50mmが一本あれば十分だなと思えた旅でもあり、枚数は取れませんでしたがとても満足しています。




Brussels 3
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Nikon D700 PlanarT*1.4/50mmZF f2.8にて
(ブリュッセルも古い街ですね。不気味な物が散見されます。これはステッキ屋のウインドウ)




Brussels 4
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Nikon D700 PlanarT*1.4/50mmZF 
絞り開放で例のぼわんぼわん表現
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by 08eMezzo | 2009-02-11 11:06 | 標準レンズ